ペットを長生きするために
自分は過去に犬を飼っていました。
17年と比較的長生きをしました。
日々その犬と勉強もせずよく遊んだことを覚えています。
もう少し将来役に立つ勉強をするべきだったと悔やんでも悔やみきれませんが、
犬とともに生きた記憶はかけがえのないものです。
ただ、ひとつだけとても後悔していることがあります。
それは正しい食事を与えていなかったことです。
なにか虐待したように聞こえますがその逆です。
ドッグフードだけではなく、肉やジャンクフード、お菓子など、
欲しがるものは与えていました。
人も同じで、食べておいしいものがすなわち体に良いとは限りません。
飼い始めた頃は屋外の犬小屋で寝起きしていましたが、本来の
寂しがりもあり、やがて平然と家の中へ入ってくるようになりました。
人が食事をしていると当然のように食べているものが気になります。
そして欲しがるからついあげてしまいます。
足や腹部になにかしこり(腫瘍または脂肪)ができて、病院で手術を
して切除していただきました。
避妊手術をした後はさらに肥満になり、心臓に負担を与えました。
それらすべては、おそらくバランスのとれたドッグフードだけ(極力野菜も混ぜて)を
与えていたら病院のお世話になることは少なかったと思います。
これからペットを飼われる方、飼っているみなさんへお願いしたいのは、
とにかく心を鬼にして、決められた時間に必要な量だけを食べさせる習慣を
つけてください、ということです。
犬や猫にとっても腹八分目がちょうどよいことを肝に銘じて、ずっと長く
お付き合いいただきたいです。
自分のように後悔する人が少しでも減るように願っています。